再チャレンジ
安部晋三が内閣総理大臣になった。第90代だそうで。
最初の仕事が「組閣」だが、名簿の中に謎めいたものがあった。
再チャレンジ担当
うーん、何をどうしようとしているのかさっぱり分からん。
で、こつこつインターネットで調べてみる。
首相官邸ホームページに次のような「お答えします」という『想定問答』があった。
仮に失敗しても何度でも再チャレンジができ、「勝ち組」「負け組」が固定されない社会の仕組みを作るため、政府はどのように取り組んでいくのですか。(平成18年7月6日)
1 国民ひとりひとりがその能力や持ち味を十分発揮し、努力が報われる公正な社会を構築していくことは、国政の重要課題です。このためには、多様な機会が与えられ、仮に失敗しても何度でも再チャレンジができ、「勝ち組、負け組」を固定させない社会の仕組みが必要です。人生の各段階で多様な選択肢が用意され、それを自由に選択することで、個人も企業も自由闊達な活動が可能となり、ひいては我が国経済の活性化にも資することになります。 2 再挑戦の仕組みについて政府全体として取り組むため、内閣に「再チャレンジ推進会議」を平成18年3月に設置し、5月に中間とりまとめを公表しました。 3 再チャレンジ支援の柱は2つあります。
一つの柱は、働き方、学び方、暮らし方をこれまでの単線ではなく、複線化すること、もう一つの柱は、個別の事情に応じたきめ細かな再チャレンジ支援です。
支援策は、対象となる世代別に、若者、現役世代、高齢者・団塊世代毎に整理されます。4 若者の再チャレンジについては、 ・ 就職氷河期に不本意な就職をした若者や、離転職を繰り返す「年長フリーター」へのキャリアコンサルティングなどを実施する ・ 国家公務員の中途採用拡大などを通じ、新卒以外の人にも採用の門戸を広げる ・ 子どもたちが、家庭の経済力にかかわらず、放課後や週末に学習できる機会を作る などの施策があります。 5 現役世代の支援策については、就業、事業、教育の3つの分類で整理できます。 就業に関しては、 ・ パートなど正社員以外の方が安心して働けるよう、有期労働契約をめぐるルールを明確化し、また、パート労働者に対し社会保険の適用を拡大する ・ 出産・育児で離職した女性の活用を企業に働きかける ・ リストラ等で退職を余儀なくされた方に対し、再チャレンジプランナーを置いてきめ細かい支援を行う 事業に関しては、 ・ 一度事業に失敗した人が再び創業しようとする際、資金調達が容易になる仕組みを作る ・ 金融機関が個人保証を取得する際の説明の徹底を金融庁の監督方針の重点事項とする 教育に関しては、 ・ 社会人がいつでも学び直しができるよう、実践的な教育コースの開設を支援したり、身近な窓口で必要な情報が得られるようにする などの施策があります。 6 高齢者・団塊世代の支援としては、 ・ 現役時代の経験を学校での教育に活かしたり、高齢者が簡易な資格を取得して活躍できる場を拡大する ・ Uターン、Iターンを希望する方が、例えば農業などの分野で活躍できる場を整備し、そのために必要なサポート体制をつくる などの施策があります。 7 政府は、誰でも再チャレンジができる社会の実現を目指し、こうした取り組みを積極的に進めてまいります。
…ふーん。
政府自体が負け組を肯定し、その人たちを何とか脱却させようということなのか?
でも、ほとんどが俗に言われる「格差社会」が生じる前から対策を施す機会があったものばかりのような気がする。
一つ一つ見ていったら矛盾するようなものもある。
定年退職をする人たちを雇用すると若者の出番がなくなってしまうんじゃない?
などなど...
根本から考えれば、負け組なんかを作らない予防的な対策をとったほうがいいんだけどな。負け組は疲弊しているのがほとんどではないか。
安部晋三が自民党総裁選で唱えた「美しい国、日本」は先見性のある主張なのか?
ゆっくり見ていきたいのだが、切羽詰っている局面もあるのでのんきに見てもられない。
「見事な手腕」を見せてもらいたい。
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コメント
私もこの「再チャレンジ担当」がスゴい気になった。
資本主義社会なんだから「負け組」はもちろんいるんだろうけど、それを国が少し面倒見てくれるってこと?
確かにご指摘のとおり、負け組は疲弊してますな。
そんなのに税金使うのか?って感じやけど、これからの政策に文句ばっかりいうのもよろしくない。
定年退職者の雇用は悪くないと思うよ。
若者と活躍できる場所が基本的に違うと思うから、互いにケンカするようなケースは少ないと思われる?
自分としては定年5年ぐらい延ばしてもイイと思うけどね。
その分、20代のうちはもっと勉強に使えたらイイのに…。
と、留学してから余計に思うのでした。
投稿: kohdai | 2006/09/27 00:28