失言とは違うけど
2月23日13時1分、出先で友人から眉唾なメールを受け取る。
いわゆる「チェーンメール」だ。
6分後に誰かから指摘されたのか?お詫びメールが来たのだが、
内容はこんなもの。
至急できるかぎりまわしてくださいm(_ _)m
私の友人の三歳の子が急性リンパ性白血病になってしまって、昭和医大に入院してます!
RHマイナスB型の血液不足にて手術受けれない状態で、誰かRHマイナスB型の方いませんか!?
是非協力おねがいします!
1人の幼い子の命がかかっていて、とても危険な状態だそうです!
最寄りの献血センターで献血できるようなので、是非是非協力おねがいします!
それなりの情報リテラシー(知識および利用能力)があれば、文脈からして不自然(「私」の「友人」が何者か分からないので『信頼できない情報』である)ので無視するべき内容と判断できたはず。
だが、噂と同じく感情を掻き立てるようなものは伝播しやすいのですぐ転送しちゃうんだろうね。
そんな「同情しやすい人」が多いから困ってしまうことも多いのだ。
「昭和医大」なんて存在しない(正しくは「昭和大学(医学部)病院」)が、問い合わせが多く寄せられて対応に苦慮している昭和大学は、21日に「緊急のお知らせ!」を出している。
※追記:「昭和医科大学」は昭和39年に現在の昭和大学に名称変更しました。
22日には献血事業をしている日本赤十字社も、あたかも血液不足と感じさせてしまうのを危惧してか、手術用のB型RH(正しくはRh)マイナス血液が不足していない旨の「お知らせ」を出している。
ということは、ボクのところへ日付的にかなり遅く飛来したチェーンメールなのね…
※追記:確認したら、もうボクがこのメールを受け取った時点でチェーンメールと報道されています。トホホですよ…
それよりも、肝心な「急性リンパ性白血病」の理解がなされていないというのも悲しい限り。
Googleで「急性リンパ性白血病」を検索して最初に出てくる新潟県立がんセンター新潟病院のサイトによると、治療法は主に化学療法、続いて放射線療法、骨髄移植(実際は骨髄液を点滴静注する)で、輸血が必要な手術はしないのだ!
賢いチェーンメール(?)ならば、
骨髄提供者を探しているので骨髄移植推進財団が行っている
「骨髄バンク」にドナー登録してほしいしてほしいときたらどうするか?
ボクなら協力してあげなきゃという気持ちにされるんだがねぇ。
※多くの人に協力してもらいたいのだが、献血以上に登録の条件が厳しいので事前に確認を。
チェーンメールをうっかり送った人に
「知識がなさすぎる!(笑)」と冗談めいて注意したけど、
騙された「被害者」であっても
鵜呑みにして無責任にばら撒いたら
「加害者」になっちゃう
から気をつけようね。
※追記:すでにウィキペディアでも今回の事例が紹介されました。同項ではチェーンメールの仕組みや過去の事例や亜種(ブログなどでよく見かける「バトン」など)が載っていて面白いですよ。
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コメント
んで、お台場で女性に抱きついた話の続編は?(笑)
投稿: おぢ | 2008/02/26 01:50